クレステッドゲッコーの飼い方完全ガイド|初心者向けに環境づくりから餌・トラブル対策まで解説

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クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)は、愛らしい見た目と飼いやすさで人気のヤモリです。私もそうでしたが、「飼うためには何を用意すればいいのか正直よくわからない…」という声もよく聞きます。他にも「温度や湿度はどう管理すればいい?」「餌は虫じゃないとダメ?」など、初めての場合は不安になることが多いと思います。

この記事では、お迎え前の準備から日常管理、よくあるトラブル対策までを、実際に初心者が飼育している内容をもとに、分かりやすく紹介します。私自身の飼育経験も交えて解説していますので、ぜひ参考にしてください。個体差や室温などによって調整が必要な場合がありますので、ご自身の環境にあわせて工夫してください。

結論:クレス飼育で大事なこと3つ

  • 温度・湿度の管理ができれば飼育は安定しやすい
  • 初心者は縦型ケージ + 人工飼料中心で始めると失敗しにくい
  • 拒食や脱皮不全などの異常時は、自己判断で引っぱらず爬虫類対応の動物病院に相談する

クレステッドゲッコーの基本情報と魅力

大きさ・寿命・性格

成体のサイズは全長17〜20cm前後が目安です。20cmぐらいとなると大きく聞こえますが、尾の部分が長いので実際には片手の手のひらにちょこんと乗るようなサイズです。寿命は一般に7〜10年ほどと紹介されることが多いですが、環境が安定すると10年以上長生きするケースもあります。性格はおとなしい個体が多い一方、ジャンプが得意で、驚くと急に飛ぶことがあります(個体差あり)。

ハンドリングはできる?注意点

クレスは比較的おとなしく、人に慣れる個体もいます。ただし、犬や猫のように触れ合うペットではありません。お迎え直後は触りすぎないこと、持つときは落下しない高さで行うことが大切です。嫌がっているサイン(暴れる、強く逃げる、口を開けるなど)が出たら、すぐにやめて休ませましょう。

モルフ(品種)の楽しさ

クレスは体色や模様のバリエーションが豊富で、モルフ(遺伝的な見た目の違い)を選ぶ楽しみがあります。代表的にはフレイム、ハーレクイン、ダルメシアン、ピンストライプなど。
ただし、モルフで価格差が出やすいので、最初は「健康状態と餌食い」優先で選ぶのがおすすめです。

クレステッドゲッコーを飼育する上での注意点

  • 夜行性なので昼間はじっとしていることが多く、活動時間は主に夜です。夜に動く様子を観察したい方には特に向いています。
  • 過度なハンドリング(触りすぎ)はストレスになるため、必要以上に触らず、観察を中心に楽しむのが基本です。
  • クレステッドゲッコーは湿度管理が他の爬虫類よりも重要です。湿度が低いと脱皮不全や体調不良のリスクが高まるため、毎日の湿度チェックと適度な霧吹きが必要です。
  • 基本的に人工飼料で飼育できますが、時には生き餌(虫)を与える場合もあるため、虫が極端に苦手な場合は注意しましょう。
  • ケージの隙間からの脱走事故が多いので、フタや扉のロックは必ず確認しましょう。

お迎え前に準備する飼育用品(チェックリスト)

クレスは樹上性ヤモリなので、上下に動ける環境が重要です。まずは「最低限これだけは必要」という用品をそろえましょう。

  • 縦型ケージ(目安:30×30×45cm以上、高さは45cm以上あるのがおすすめです)
  • 温湿度計(温度と湿度の両方が分かるもの)
  • 霧吹き(毎日使うのでミストが細かいものだと楽)
  • 餌やり用ピンセット(生き餌を使う場合は特に便利。口元のケガを防ぐため先端が安全なタイプが安心)
  • 床材(掃除しやすいものからスタート)
  • 登り木・流木・コルクなどの足場、隠れ家
  • 水皿・餌皿(またはケージ壁面に付ける餌入れ)
  • 必要に応じて保温器具(冬の室温次第)

※脱走は想像以上に多い事故です。フタや扉のロックがしっかりしたケージを選び、配線のすき間も塞ぐ意識を持つと安心です。

初心者向け「飼育セット」の考え方

初心者は、最初から凝ったレイアウトよりも管理しやすさ優先が失敗しにくいです。まずは「温湿度が安定する」「掃除が楽」「脱走しにくい」の3点でそろえると、クレスも飼い主も楽になります。

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飼育環境づくり(温度・湿度・床材)

温度の目安:日中22〜28℃、夜間18〜22℃

クレスは極端な暑さ・寒さが苦手です。目安として、日中は22〜28℃、夜間は18〜22℃を狙うと安定しやすいです。
夏は30℃を超えないように冷却を、冬は室温が下がるなら保温器具を検討します。

ヒーターを使う場合は、低温やけど防止のために「ケージ外側から温める」「サーモスタットで管理する」など、安全側で組むのが基本です。

湿度の目安:60〜80%(乾燥と蒸れの両方に注意)

湿度は高めが合いやすく、目安は60〜80%です。基本は朝晩の霧吹きで調整します。我が家ではガラスケージで飼育しており、霧吹きをした後はクレスがケージのガラス面についた水滴をぺろぺろと舐めて水分を摂っています。乾燥しすぎると脱皮不全や食欲低下につながることがありますが、一方で常にびしょびしょだとカビや体調不良の原因にもなるため、「湿らせる時間」と「乾く時間」のメリハリを意識してください。

床材・水分補給・照明の考え方

床材は、最初は掃除しやすいもの(ペットシーツ等)から始めると管理が安定します。細かい砂系は足裏に入りやすいので、私は使いませんでした。
水分は水皿でも飲みますが、壁や葉の水滴を舐める個体がいますので霧吹きを朝晩すれば大丈夫です。霧吹きは湿度管理だけでなく、水分補給の補助としても役立ちます。

また、床材によっては餌と一緒に飲み込む誤飲のリスクがあります。特に生き餌をケージに放す飼い方をする場合、初心者は誤飲しにくい運用(床材をシンプルにする、ピンセット給餌中心にする)から始めると安全です。

ライトは飼育に必須とされないことも多いです。我が家では1年ほど照明なしで飼育しても特に問題はありませんでした。最近では昼夜の区別をつけるため、LED式のライトだけ設置しています。ただし、ケージの設置環境やレイアウト(植物ありなど)によってはライトが有用な場合もあります。迷う場合はショップや飼育経験者に相談し、クレスが落ち着ける暗がりも必ず作ってください。

餌の与え方と日常管理

主食は人工飼料でOK

最近はクレス用の人工飼料(パウダータイプなど)も充実しています。初心者はまず人工飼料中心にすると、栄養が安定しやすく管理も楽です。生き餌(コオロギなど)は食欲を刺激しやすい反面、管理の手間が増えるので、必要に応じて使うのが現実的かなと思います。

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給餌頻度の目安(幼体は多め、成体は2〜3日に1回)

幼体は成長が早いので頻度を多めに、成体は2〜3日に1回を目安に調整します。食べ残しはカビや虫の原因になるため、翌日には片付ける習慣をつけると安心です。

毎日のルーティン(これだけで安定しやすい)

  • 温湿度計を見て、温度・湿度が適切になっているか
  • 霧吹き(湿度と水分補給の両方)
  • 食べているか、便の状態はどうか
  • 汚れた床材や水皿をこまめに交換

よくあるトラブルと失敗回避(安全面)

拒食・食欲不振:まず温度と湿度、次にストレス要因

急に食べなくなったときは、まず温度・湿度のズレがないか確認します。その次に、ケージの置き場所(振動・人の出入り・直射日光)や、ハンドリングのしすぎなどのストレス要因を減らすことが大切です。特に、触りすぎ以外にも、隣のケージにより大きい個体を飼っていたり、オス同士を同じケージで飼育していると、強いストレスがかかることがあるので注意しましょう。
「何日食べないと危険か」は個体差が大きいので、体重が減っている・ぐったりしているなどの変化が見られた場合には、早めに病院へ相談してください。

脱皮不全:乾燥しすぎに注意(指先・尾先は要チェック)

脱皮の皮が指先や尾先に残ると、血流を妨げるリスクがあります。湿度が低くなっていないか見直し、霧吹きの回数を増やすなどで調整します。無理に剥がすのはケガにつながるので、改善しない場合は獣医師に相談してください。

自切(尾切れ)・フロッピーテール・脱走を防ぐ

クレスは驚くと尾を自切することがあります。ハンドリングは最小限から始め、掃除のときも急に追い詰めないようにします。尾は一度切れると基本的に再生しないので、落ち着ける環境づくりが大切です。
また、ケージが狭い・足場が少ないと、尾が不自然な姿勢で固定される(フロッピーテール)リスクがあるといわれます。立体的な足場を作り、無理な姿勢になり続けないようにしましょう。

最後に、脱走対策は必須です。扉の閉め忘れ、コード穴、通気スリットなど、抜けられるポイントを最初に潰しておくと安心です。

動物病院に相談する目安

  • 食欲不振が続く、体重が落ちてきた
  • 呼吸音がおかしい、口を開けて呼吸する
  • 下痢が続く、便が明らかに変
  • ケガ、腫れ、出血がある

※爬虫類を診られる病院は限られます。お迎え前に「近くの爬虫類対応病院」を調べておくと、いざという時に慌てません。

よくある失敗例(初めて飼う時は要注意)

  • 温湿度計を置かず、体調不良の原因が分からなくなる
  • 霧吹きのしすぎで蒸れて、カビや臭いが出る
  • お迎え直後に触りすぎて、拒食や自切につながる
  • 食べ残しを放置してコバエ・カビが増える
  • 扉の閉め忘れで脱走する

最後に・・・

クレステッドゲッコーは、飼育環境がハマるととても安定しやすいヤモリです。最初は難しそうに見えても、温度・湿度の管理毎日の観察が習慣になれば、飼育は一気に楽になります。
ぜひ焦らず、クレスの様子を見ながら「その子に合う環境」を作っていきましょう。

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