【2025年版】初心者が語るレオパードゲッコー飼育ガイド ─ 我が家のゆきみ&ゆずたちで学んだ寿命・餌・ケージ選び

レオパ

我が家のレオパ(ユニバース)のゆきみ♀

レオパってどんな爬虫類?

ヒョウモントカゲモドキ(Eublepharis macularius)、通称レオパードゲッコー/レオパは、ヤモリ科トカゲモドキ属に属する地表性ヤモリです。1854 年に英動物学者エドワード・ブライスが記載して以来、学名中の Eublepharis(「良い・まぶた」)が示すとおり、上下に動くまぶたを持つ―これは大半のヤモリに無い特徴で、和名に「トカゲモドキ(=トカゲ“もどき”)」が付くのは、このまぶたと、しっぽ自切能力などトカゲに似た性質があるためのようです。

サイズは成体(大人)で全長 18–25 cm/体重 50–80 gが一般的で、雌より雄の方がやや大きくなります。ヒョウ柄の斑点模様と丸く大きな瞳が非常に可愛く、しっぽは脂肪をためることで飢餓や冬季半休眠に備えます。このしっぽがぷりっとしているのも可愛さの1つです。ただし、トカゲのように危険を感じるとしっぽを切り落として逃げたりもしますので扱いには注意が必要です。
繁殖は卵生(卵を産む)で、1回に2個ぐらいを数回産卵。孵化温度によって性別が決まると言われており、温度依存性決定というユニークなメカニズムを備えています。

寿命と健康管理のキモ

レオパの平均寿命は10〜15年程度、環境が整えば20年超えもいるらしいです。また、産卵ストレスの関係で雄が雌よりやや長生き(産卵ストレスがないため)というデータもあるようです。

我が家のレオパ(トレンパーサングロー)ゆず♂

長生きさせるポイントは温度、掃除、栄養の3つで、

  • 温度28–32 ℃/夜間22–25 ℃の安定
  • 週1回のケージ丸洗い
  • カルシウム補給

が重要になってきます。基本を守れば、レオパは非常に可愛い“パートナー”になってくれます。

“これだけ揃えればOK”──飼育環境 & 餌

ケージと温度管理

最初は前開きガラスケージ幅30cm以上があるとかなり良いかと思います。成体の全長(約20 cm)の倍以上あれば温度勾配も作りやすく、レイアウトの自由度も高まりますが最初はシンプルに揃える方が後々生体の環境に応じて変化させられるので良いと思います。
低温には注意が必要で、冬は底面の片側にパネルヒーターを敷き、昼28–32 ℃/夜22–25 ℃になるように調整が必要です。ケージ全てに敷いてしまうと全体が高温になってしまうことがあるので注意が必要です。

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湿度とレイアウト

日中湿度50–60 %、夜間70 %前後が理想です。乾きすぎると脱皮不全といって脱皮した時に皮がうまく剥がれなかったりします。蒸しすぎると呼吸器トラブルを招きますので以下のような温湿計を置いて確認するようにしましょう。

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湿度の調整は、通気性の良いフタ、霧吹き、水皿、そして湿度を保つシェルターをおけば整体もかなり喜びます。シェルターはレイアウトで色々試すことができるのでぜひ試してみてください。

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給餌ルール

主食はコオロギやデュビア。我が家のレオパ等は3日に1回ヨーロッパイエコオロギ(M~L)を食べられるだけあげています。1回で3匹ぐらいしか食べない時もあれば10匹ぐらい食べる時もあります。確認してみると温度や湿度などが影響するようで、平均すると大体5匹ぐらい食べています。コオロギなどの虫が苦手という人は以下のような人工フードもおすすめです。(我が家のレオパは残念ながらほとんど食べないのでコオロギを上げています。

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人気モルフと価格早見(2025 年 6 月時点)

レオパは 100 種以上の“モルフ(品種)”が存在し、色柄と希少性で値段が大きく変わります。ここでは我が家にいるモルフと値段を購入金額を紹介します。

品種(ユニバース)のゆきみ(♀)ちゃんです。価格は大体27,000円ぐらいでした。
ユニバースは通常黒いスポットが出るようですがゆきみちゃんは全くありませんでした。真っ白な肌がすごく綺麗であったためお迎えには即決しました。

品種(トレンパーサングロー)のゆずくん(♂)です。値段は確か10,000円ぐらいだったかと思います。鮮やかな黄色で我が家では1番恐竜っぽい顔がかっこいいです。割とおとなしくすぐに慣れてくれました。

品種(タンジェリン)のみかんくん(♂)。値段は同様に10,000円ぐらいでした。この虎柄のような頭と鮮やかなオレンジのしっぽがお気に入りです。我が家では1番よく食べます。

品種(ハイイエロー)のうめちゃん(♀)。価格は15,000円ぐらいだったかと思います。黄色に黒と悪そうな顔が特徴的な子でした。お迎えして数ヶ月でゆずくんとの卵も産んでくれました。

どこで買う?失敗しないお迎えガイド

購入先は 1.爬虫類専門店 2.大手ペットショップ 3.爬虫類即売会(九レプなど) 4.個人ブリーダー の4択。自分は対面で状態を確認できる方が良いので大体専門店か即売会で購入しています。チェックポイントは 尾がしっかり太い/鼻・口周りが乾いて清潔/目が澄んでいる/元気がある ことかなと思います。レオパは他にも非常に色々な種類がいるので、ぜひ自分が気に入った子を選んであげてください。

価格も上述したように大体10,000円前後で買える整体もいれば数十万円と幅広いですがまずは気に入った子から買い始めるのが良いと思います。

おわりに
レオパは静かで穏やかな “小さな恐竜”。温度・掃除・栄養というシンプルな基本を守れば、あなたのそばで10年、20年と寄り添ってくれる頼もしいパートナーになります。この記事が「最初の 1 歩」の背中をそっと押せたなら嬉しいです。ゆきみ、ゆず、みかん、うめと一緒に、皆さんのレオパライフを応援しています!

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