初心者がコーンスネークを1年飼ってみた!リアルな飼育の感想まとめ

みなさん、こんにちは!
爬虫類や鳥類などの小動物を中心に、現在20匹以上を飼育している“ゆめぞう”です。
今日は我が家で飼っている「コーンスネーク(ヘビ)」についてお話しいたします。

飼おうと思ったきっかけ

ヘビを飼おうと思ったきっかけは、なんと子ども(当時5歳)が「ヘビを飼いたい!」と言い出したこと。正直ちょっと驚きました。小学校にもなっていない女の子だと普通可愛いものにハマったりするものかなと思っていたのですが急に「ヘビを飼いたい!」と思ったのが意外でした。

↑我が家のコーンスネーク(♀)のクランちゃん。

ちなみにこの長女ですが現在では、コーンスネークの他にレオパ、デグー、オカメインコ、ヨツスジトカゲなども飼っています。

話は脱線してしまいましたが・・・調べてみると、コーンスネークは初心者でも比較的飼いやすく、色や模様も本当に多彩で、なんだか魅力的に感じました。個人的に1年間飼ってみて本当にその通りだったと思います。
飼いやすかった理由は主に「世話が他の子に比べて手がかからない」。これに尽きるかなと思います。実際に行った飼い方は後ほどご紹介します。

お迎え当日は初めて飼うこともあって不安もありましたが、ショップの店員さんが丁寧に教えてくれたので心強かったです。子どももとても喜んでくれて、赤くて綺麗なその子を見た瞬間、「女の子っぽくてアイドルみたいだな」と、すぐに特別な存在になり、家に帰るまでウキウキしていました。

実際に1年間飼ってみて

実際に1年間飼ってみて、正直大変と言うところがあまりなかったので本当に飼いやすいなあと思いました。

その理由が、まずエサ食い。コーンスネークはお迎え時に拒食になるケースもありますが、うちのクランはそんなこともなく今でも週2回エサをしっかり食べています。餌は冷凍ネズミを使っているのですが、慣れれば簡単です。10分ぐらいお湯につけておき解凍して水気を取ってあげるだけ。
生き餌なんかより餌の世話がなかったりするのでかなり楽ちんです!

2つ目に掃除が意外と楽です。レオパやクレス、ましてやうさぎなどは毎日の掃除が大変です。うんちの処理、水換え、餌やり、餌の準備などなど・・・。
それに比べてコーンスネークはうんち処理や水換えは適宜しますが、毎日する必要はなくてうんちを見つけた時や水が少し汚れているかな、脱皮するかな?という時の頻度で特に問題なかったと思います。

性格は温和です。ただ迎えて間もない頃はシェルターに引きこもりがちで、ほとんど姿を見られずやや拍子抜けしました。床材をペットシーツからヘビ専用の床材に変えたり、遊び道具を置いてみたりと試行錯誤した結果、今ではケージ右横にとぐろをまくのがお気に入りのポジション。常に姿が見えるので見る側としては非常に楽しい限りです。
ハンドリングは相変わらずさせてくれませんが、ネズミをを持っていくとすぐ寄ってくる食欲旺盛ぶりで健康面の不安はほぼゼロ。控えめだけれど存在感のあるペット、という言い方がしっくりきています。

大変だったこと

「拒食になったらどうしよう」と最初は身構えていたものの、うちのクランは拍子抜けするほど食欲旺盛でした・・・。飼い主に似たんだと思います。解凍したマウスをピンセットで近づけると即ロックオンで、家族全員が「おお…」と声を漏らした初回の丸のみシーンは今でも語り草です。むしろ週2回の給餌では足りないのか、夜にケージ前を通るたび舌をチロチロさせて「エサくれ!」のような目で催促されるのが最近の悩みです。餌は以下の冷凍マウスを使っています。届けてくれるし、冷凍庫でそのまま保管できるのでかなり便利でありがたいです!

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感想(1件)

正直、「これは大変だった」という場面は少なめです。ただ一つ、ハンドリングだけは今もさせてくれません。餌や水替えで手を入れても噛むそぶりはないのですが、持ち上げようとすると舌をチロチロ出して威嚇?してきます。いつか慣れてハンドリングできないかなーと思いつつも、ストレスになって拒食になるよりは元気に過ごしてくれる方が良いので、気長に待つしかなさそうです。

また、注意点としては冬場の温度管理は重要かなと思いました。初めての越冬はパネルヒーターを利用しました。利用したのは以下で電源コードを指して、ケージの下に埋め込ませるだけ。

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全面に敷いてしまうとどうやらケージないが暑すぎたり、場合によっては低温火傷をしてしまうケースもあるようです。初めての、越冬は不安ではありましたが、特に大きなトラブルもなくできたので非常によかったです。ちなみに、温度計はだいたい日中25 ℃前後、夜間22 ℃前後をキープするようにしました。ヒーターは夜間でもつけっぱなしになるので夜に温度が下がらないという点でもよかったのかなと思います。。想定外のトラブルらしいトラブルはなく、世話のルーティンを淡々と回せています。

1年経った今の様子

この一年、動物病院には一度も行っていませんが、綺麗な赤色はむしろ安定。ルビーのような色になっています。特に、脱皮直後の艶やかな赤は家族全員が見入るほど。行動範囲も少し広がり、枝や流木を伝って上段まで移動する“立体活動”をときどき披露してくれます。
観察していて動きがあるのはやはり楽しくてずっとみていられます。進展がないのはハンドリングだけ・・・。持ち上げようとすると威嚇されるで、ここは今ではもう諦めかけています。

飼いたい方へ一言

コーンスネークは、温度管理と清掃の基本さえ押さえれば“飼うことは難しくありません”。とはいえ冷凍マウスが苦手かどうか、脱走防止への注意など、といったポイントは事前に確認しておくと安心です。わからなければ購入時に定員さんに聞きましょう。
うちでは無理に触れ合いを求めず、クランが落ち着ける距離感を保ちながら暮らしています。鮮やかな赤が脱皮のたびに際立つ姿を間近で観察できるだけでも十分に魅力的──そんな付き合い方もあると伝わればうれしいです。いつかは繁殖にも挑戦したい気持ちもありますが、それはクランがもう少し人を信用してくれるようになってから、ゆっくり考えるつもりです。

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